パフューム総合研究所♪(ぱそうけん)

自分の趣味で聞いている音楽についてのブログ。ジャンルはテクノを中心に。他にはワールドミュージック、クラシックなども時々あり。 当面はPerfumeが中心。

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前衛とポップ

以前も書いたかもしれませんが、私が影響受けたミュージシャンは、ポップの世界で言うと坂本龍一が一番です。クラシックならば、エリックサティでしょうか。
坂本龍一もサティの影響を受けていると思っています。もっとも坂本龍一本人は自分が影響を一番受けたのはドビュッシーだと言っておりますが、ドビュッシー自身もサティに影響を受けていると言っているのでまぁ当たっているのではないかと思います。

坂本龍一にしても、サティにしても、とても前衛的な音楽を作る反面、ポップな世界にも足を踏み入れている人です。

サティについては以前も書いているので、曲の紹介はとくにしませんが、20世紀の始めというあの時代にいて、現代にも通じる先進的な音楽を作ったという点で偉大だと思います。

坂本龍一の曲もいまさら述べる必要もないくらい有名ですが、前衛とポップが共存しているような曲として一つあげるとすれば、Foto Muzikがあります。
これは坂本龍一がやっていたNHK-FMの番組のテーマソングにもなっていた曲です。
そのFoto Muzikを作った「電気的音楽講座」を再現した画像を見つけました。音を重ねて行く過程が面白いと思いますので紹介します。



つづいて、立花ハジメという人。もとはPlasticsという80年代のテクノポップグループにいた人です。また一方でグラフィックデザイナーもやっていた多才な人でもあります。

立花ハジメのアルバムで1982年に出された「H」とその次の年に出された「Hm」というのがあります。これは高橋幸宏プロデュースによるものですが、当時としてもかなり異色なものだったと思います。

このアルバムの曲は、やっぱり前衛的といったらいいのでしょうか、とにかくどれにも分類できないような不思議な音楽たちです。
そして同じくエリックサティの影響を受けていると思われます。
たとえばHという曲ですが、次々と短いフレーズを繰り返して、つぎつぎとパターンをかえていくという曲の構成は、サティの本日休演「Cinema」によく似ています。
これはライブのバージョンで、アルバムとちょっと違いますが、紹介します。


アルバムHに入っているPiano Pillowsという曲はもろサティを始めとするフランス近代の音楽の影響を受けています。音源があがっていないのが残念ですが非常に美しい曲です。

同じく「Hm」の中のAB1013は、タイトルも不思議な感じですが、曲のほうもなんともいえない雰囲気のまさにポップと前衛が共存したような曲です。これも音源があがっておらず紹介できないのが残念です。

前衛的な部分を前面に押し出しすぎると聴いていてつらいというか、聴くに耐えないものになります。いくら前衛といっても人に聴いてもらえなければ意味がないので、ある意味ポップである必要もあるとおもうのです。かといってポップだけにとどまるとそれはそれで、聴いていて心地よいのですが、すぐに飽きるというか、心を揺さぶられるような感動もないのです。
前衛とポップ。この二者を両立させるということは非常に難しいことだと思います。これを実現させているミュージシャンに私は強く惹かれるのです。



話はかわりますが、今日、久しぶりにPerfumeのライブDisco!Disco!Disco!(WOWOWのやつ)を通しで見ました。まさに前衛的なステージパフォーマンスだったと思いました。
ああいったライブパフォーマンスをあの3人がやることがまさに前衛的なのではないかと思います。



忘れずに今日も1缶
HyoketPC0205
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音楽一般 | コメント:8 | トラックバック:0 |
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コメント

「前衛」のみでは小さな世界の中での波紋だけで終わるものも、「POP」と融合することでより広い範囲に影響を及ぼす波になりますよね。 たしか立花ハジメ氏は当時「自分が聴きたい音楽がないから自分で作っているだけ」みたいなコメントをしてましたけど、この気持ちは凄く大事だと思います。 アルプス1号とか、自分で妙な楽器も発明したりして・・(笑)。 ハードのイノベーションで作品も変りますからね。サンプラーなんかも今の音楽をかなり変貌させたように思います。YMOの「テクノデリック」を最初に聴いた時のような刺激をまた味わいたいものです。
2011-02-06 Sun 02:58 | URL | RM-2 [ 編集 ]
 ピンクフロイドやYESが大好きだった私が、なんでPerfumeの音楽に魅せられているのか…ちょっとヒントになったような気がします。
 サティといえば… 「君に踏まれた僕の足は…」という伊武さんの声が聞こえてしまう私は間違っていますよね?
2011-02-06 Sun 06:54 | URL | セラミックおじさん [ 編集 ]
坂本龍一の「電気的音楽講座」やサンスト、リアルタイムで聞いてました。
この幸宏さんのライブも渋谷公会堂に観にいきました。
初の生YMO関連だったのでとても興奮しました。
そして、「Hm」の中のAB1013。
これは大好きな曲です。たしかCMにも使われていましたね。
80年~82年頃はこうした革新的でユニークな音楽がたくさん生まれた時期でした。
共通していたのは「前衛」ありきではなく、面白いものとは何かを追求した結果、
前衛的になってしまったところだと思います。
いま、Perfumeが様々なバックボーンを持った方から支持を受けているのも、
ひたすら面白いものを追求しているからではないかと思います。
中田さんをはじめとした、そうした真の志を持ったチームPerfumeは、
あの頃の「クリエイティブ魂」を思い出させてくれます。
2011-02-06 Sun 09:50 | URL | ロボトリア [ 編集 ]
コメントありがとうございます。

>「前衛」のみでは小さな世界の中での波紋だけで終わるものも、「POP」と融合することでより広い範囲に影響を及ぼす波になりますよね。
そうですね。これはクリエーター自身が意識してやっているのか、それともやりたいことをやってみたら結果的にそうなったのか分からないところはありますが、それ(前衛とポップの融合)ができてしまう人ってやっぱりすごいと思います。

>YMOの「テクノデリック」を最初に聴いた時のような刺激をまた味わいたいものです。
テクノデリック。私のようなオジさんには懐かしい(笑)ですね。これも前衛とポップの微妙なバランスがたまりませんでした。
2011-02-06 Sun 12:33 | URL | JOH-T [ 編集 ]
コメントありがとうございます。

>ピンクフロイドやYESが大好きだった私が、なんでPerfumeの音楽に魅せられているのか…ちょっとヒントになったような気がします。
つたない文章で伝わりにくいのではないかと思いましたが、そういっていただけると嬉しいです。
少し強引かもしれませんが、Perfumeも前衛とポップの絶妙なバランスの上に成り立っていて、そこが魅力なのかもしれないって思います。

>サティといえば… 「君に踏まれた僕の足は…」という伊武さんの声が聞こえてしまう私は間違っていますよね?
サティはこれで有名になりましたよね。「愛の匂い」でしたっけ。スネークマンショーも偉大ですね。
2011-02-06 Sun 12:41 | URL | JOH-T [ 編集 ]
コメントありがとうございます。

>坂本龍一の「電気的音楽講座」やサンスト、リアルタイムで聞いてました。
私もです。このころからでしょうか。ラジオ、特にFMを習慣的に聴くようになったのは。坂本龍一は今でもJ-waveで番組をやっていますね。

>この幸宏さんのライブも渋谷公会堂に観にいきました。
>初の生YMO関連だったのでとても興奮しました。
おお、すごい!生でごらんになっていたのですか。うらやましい限りです。

>そして、「Hm」の中のAB1013。
>これは大好きな曲です。たしかCMにも使われていましたね。
確かにやってたような気がします。カセットテープのCMでしたっけ?

>いま、Perfumeが様々なバックボーンを持った方から支持を受けているのも、
>ひたすら面白いものを追求しているからではないかと思います。
なるほど。Perfumeの魅力とは何かっていつも自問自答していて、なかなかはっきりした答えがないのですが、前衛とかポップとかいうのは後付けで、要は面白いからなんですよね。

>中田さんをはじめとした、そうした真の志を持ったチームPerfumeは、
>あの頃の「クリエイティブ魂」を思い出させてくれます。
まさにそれなんですよね。Perfumeに惹かれるのって。
2011-02-06 Sun 12:53 | URL | JOH-T [ 編集 ]
初めてコメントさせて頂きます。
いつもこちらのブログを楽しみにしています。

私の音楽的嗜好は、JOH-Tさんの好まれる音楽傾向とは少し違っていて、70年代のDEEP PURPLEやLed Zep等に衝撃を受け、以降ギター中心の洋楽系をずっと聴き続けて来ました。(50代のオヤジです)

しかし、JOH-Tさんが聴いて来られた様な音楽も少しは聴いたことがあり、詳しくは無いですがわかります。
そんな私も、三年ほど前に、Perfumeの洗礼を浴び、Perfumeのおかげで、それまで持っていたいろいろな固定観念を良い意味で崩され、Perfumeに魅了されています。

Perfumeという存在は、音楽ジャンルという陳腐な垣根を崩し、エンターテイメントの既存の概念まで打ち破ってくれた、ある意味私の中ではロック魂を感じさせてくれる、現状では稀有なユニットだと個人的に思っています。
そういった魅力を前衛的と言い換えることも出来、また、それらの魅力が沢山の人にとって解りやすい=ポップとも言えるような気がして、今回のJOH-Tさんの仰りたい事にも通じる部分があると感じました。

長くなってしまいましたが、JOH-Tさんと音楽的バックボーンの違う私にとってのPerfumeの魅力は広義の意味でロック魂を感じるところですが、きっと、JOH-TさんがPerfumeに惹かれている感覚と非常に近い感覚ではないかと、今回の記事を見て思いました。

また、たまにお邪魔させて頂きたいと思っています。
2011-02-06 Sun 14:36 | URL | shirakata [ 編集 ]
はじめまして。
コメントありがとうございます。

>いつもこちらのブログを楽しみにしています。
ありがとうございます。まだブログ始めて間もないのですが、そういっていただけると嬉しいです。

>Perfumeという存在は、音楽ジャンルという陳腐な垣根を崩し、エンターテイメントの既存の概念まで打ち破ってくれた、ある意味私の中ではロック魂を感じさせてくれる、現状では稀有なユニットだと個人的に思っています。
なるほど。そうですね。私の場合は最初はテクノポップな部分でPerfumeに興味をもったわけですが、今では必ずしもテクノポップな曲ばかりではありませんよね。それでもPerfumeが好きなんです。もうジャンルなんかどうでもよくなったというか、PerfumeはPerfumeでしかないんですよね。

> 長くなってしまいましたが、JOH-Tさんと音楽的バックボーンの違う私にとってのPerfumeの魅力は広義の意味でロック魂を感じるところですが、きっと、JOH-TさんがPerfumeに惹かれている感覚と非常に近い感覚ではないかと、今回の記事を見て思いました。
Perfumeが好きになる人は、ほんとにいろんな音楽的趣味をもった方がいらっしゃいますね。そういう方たちのお話をうかがっていると、視野が広がるというか、また新たなジャンルの音楽にも興味がでてきて、聴いてみようという気になります。

>また、たまにお邪魔させて頂きたいと思っています。
よろしくお願いします(^_^)
2011-02-06 Sun 18:22 | URL | JOH-T [ 編集 ]

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